「金峰山」は、自然の力のみでできた迫力のある五丈岩と360度の大パノラマが楽しめる絶景の登山スポットです。
山梨市の大弛峠から整備された約4.2km・往復5時間のコースが最短ルートで、山頂は2599m。
シーズン中は平休日問わずたくさんの人が訪れるため、一人でも安心して登山できます。
小学生ぐらいから気軽に登れる大弛峠ルートのご紹介です。
大弛峠から金峰山へ歩いてきました
大弛小屋と夢の庭園へ向かう遊歩道の真向かいに金峰山への登山口があります。
はじめの10分ぐらいはひたすら登り。
歩き応えのある階段を登りきると、風の力で木々が折れている場所から緩やかな尾根道に入ります。
その後ダラダラと歩き続け、もう一度開けた場所を抜けて朝日峠へ(40分)
朝日峠からまたきつい登りが続き、途中でようやく富士山が顔を出します。
登山口から60分ほどにある急斜面の岩場。
ここからの景色が大弛峠ルート一番の絶景です!
山々を見下ろすほぼ360度の大パノラマ…!
長野県側までグルっと一望できて、軽く軽食を摂るのにもおすすめです!
休憩を挟みながら登山口から90分ほどで、甲府市の山“朝日岳”に到着します。
朝日岳後はゴールの五丈岩を遠目に、急勾配の岩場を5分ほど下り。
下りきると山間にあたるチェックポイントがあり、ここからまた歩き応えのある登りに変わります。
あまり目立たず見落としやすいチェックポイントの鉄山(120分)
緩やかな登り道を歩き続け、ゴール手前の賽の河原へ(145分)
山頂付近はバランスを崩しやすい大きな岩場が続きますので、慎重に進んでください。
金峰山山頂に到着です(160分)
山頂から五丈岩を拝む
山頂から少し進むと、金峰山登山の名物である五丈岩があります。
昇仙峡の上に位置する金櫻神社の本宮でもあるこの岩は、高さおよそ15m。
自然の力だけでできた迫力のある造形美に圧倒されます…!
またこの五丈岩に登る方が多く見られますが、持ち主である金櫻神社は神聖な場所として登頂を禁止されているので、登らないようにしましょう。
往路を引き返し、行き3時間・帰り2時間で踏破できました!(休憩等を含む)
たかや
知っておきたいポイントと注意点
山梨市方面と長野県方面の車道に路駐して歩いてくる場合も考慮してください。
また駐車場にあるトイレは大きなハエが飛んでいてあまりキレイではありません。
山梨市方面からお越しの際は、琴川ダムの管理棟内にあるトイレに立ち寄ってから来られるのがおすすめです。
また標高が高い分、天気の変りもかなり早いです。
天気が崩れたときや下山が遅くなった場合に備えて、長袖などがあると安心です。
日焼け対策もしっかりと行うようにしましょう。
まとわりついてこないのであまり鬱陶しくありませんが、虫が嫌いな人の登山はおすすめしません。
※虫よけをしなくても1ヶ所も刺されませんでした。
ご利用の方はご確認ください。
たかや
金峰山のアクセス・天気
住所 | 山梨県山梨市牧丘町北原4141 ※カーナビは大弛峠で検索 |
閉山期間 | 詳細はこちら ※積雪や凍結により誤差あり ※20mm以上の雨でも通行止め |
駐車場 | 50台 |
電波 | 登山中も要所で電波あり |
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